ナマアタタカイ夜ニ。。







なまあたたかい夜に僕は


ひとり近くのコンビニへ行く



なまあたたかい夜にコンビニは


いつものように明るく光る




松本人志が並ぶ雑誌を


しばらく立ち読みしてみるが


買うのはやっぱりやめといて


103円のほうじ茶買って


礼儀正しい店員の


ありがとうございましたの声を背に


なまあたたかい夜の帰り道



誰もいない公園で


少しかすんだ星空見上げ


ちょっと空気を吸ってみる


なまあたたかい夜に漂う花の


甘い匂いが鼻に拡がる



鼻腔に拡がる甘い物質は


ゆっくり脳につたわって


ふわふわした気持ちになった




角を曲がった道ばたの


ゴミ捨て場から逃げる猫影


僕の前を通り過ぎ


ちょっと猫まねしてみるが


すでにそこにはいなかった




なまあたたかい夜に僕を


抜かして行く自転車の音


ぎこぎこぎこぎこ錆びた音して


抜かしていったはスーツのおじさん


白いスーツが闇夜に浮かぶ


おじさんどこへいくんだい?




なまあたたかい夜にこの僕は


103円のほうじ茶片手に


そんなちょっとの出来事があり


ふらりふらりと


家路についた

[PR]
by tep-pei | 2007-06-14 00:16 | コトノハ。
<< 冬・月・空 シーン。 >>